逆効果!勘違いダイエットの闇

現在、実に様々なダイエット法が巷に溢れていますが、その方法は本当に効果があるものなのでしょうか。
常識といわれているダイエット法にも勘違いが潜んでいるかもしれません。知らずに無駄なダイエットを続けるという悲惨なことにならないよう、ダイエット法にまつわる様々な勘違いを暴いていきたいと思います。

その糖質制限ダイエット間違ってます!

日本で糖質制限ダイエットが提唱されてから10数年が過ぎ、その名前は確かに浸透したように思います。
しかしながら、その正しい方法についてきちんと認識している方は意外と少ないようです。よくある誤解は普段の食事のメニューから単に糖質を除いてしまうというものです。
これのどこが誤解なのかというと、糖質を除いたことによるカロリーの減少を考慮していないという点なのです。もし、糖質を除いたことによって適切なカロリーに調整できたというのであれば、何の問題もありません。
しかし、糖質を除いたことによって、総カロリー数が不足してしまうと頭がふらふらしたり、低血糖になったりという症状が現れてきます。
この症状を糖質制限ダイエットそのものに起因するものと考えてしまい、ダイエットをあきらめてしまうというところに落とし穴があるのです。

仮に、我慢してこの間違った方法で糖質制限ダイエットを続けたとしても、低血糖になった状態で糖質を摂取すると、血糖値が急激に上昇してインスリンが盛んに分泌されます。
インスリンは糖質から脂肪への合成を促す働きを持っていますので、体内の脂肪が増えてしまいます。
つまり、糖質制限ダイエットを行う場合は、糖質を除いた分のカロリーをたんぱく質や脂質で補わないと、ダイエットには逆効果なのです。

筋肉をつければ痩せられる?

筋肉をつけると基礎代謝が上がり、痩せやすくなると誰しも一度は聞いたことがあるはずです。このダイエット法も、きちんとデータを把握して吟味しないと努力が報われない可能性があります。
まず、筋肉のエネルギー代謝をしらべてみると基礎代謝に使われるカロリーに占める割合は21.6%です。特別多くはありません。そして筋肉が1㎏増えたことによる1日当たりの消費カロリーの増加はわずか13kcalです。 必死で筋トレして一年で増加する筋肉量はせいぜい1~2㎏ですから、1年間で増える基礎代謝エネルギーは20kcal程度ということになります。
この事実をきちんと押さえると、軽く筋トレする程度では、ダイエットにはほとんど効果がないということがわかります。筋トレで痩せたという話はよく聞きますが、これは基礎代謝の向上ではなく、ある程度の負荷以上で行う筋トレの消費カロリーが大きいということに起因します。

一般的に言って、同じ時間行う場合、有酸素運動より筋トレのほうが消費カロリーが大きく、有酸素運動は脂肪を燃焼する効果のほうが大きいのです。
この2つを組み合わせる場合、筋トレを行ってから有酸素運動を行ったほうが脂肪燃焼の効率がよいことがわかっています。

有酸素運動は20分以上続けないと効果なし?

この情報はメディアで盛んに流されていた時期がありました。これも研究の結果、誤った情報であることが判明しました。結論からいうと20分未満の有酸素運動でもダイエット効果はあるのです。
有酸素運動を開始して20分までは主に体内の糖質が燃焼し、20分以降は脂肪が主に燃焼するということはよく知られています。以前は糖質が燃焼しただけでは、ダイエット効果が薄いと言われていました。
ところが、数年前にオーストラリアにおいて、糖質の燃焼でもダイエットの効果は十分得られるという衝撃の研究結果が発表されました。
肝臓に蓄えられた糖質も、皮下や内臓についた脂肪も余剰に摂取したカロリーであることに変わりはなく、どちらを燃焼させても余剰なカロリーが解消されるということが、マウスを用いた実験によって証明されたのです。
この研究結果によって、有酸素運動は20分以上行わないと効果がないという説は完全に覆されることになったのです。

この事実を知らず有酸素運動は20分以上という、従来の説にこだわっているとつぎのような落とし穴が待っています。
例えば、ある日の細切れの空き時間が5分×2回と10分×2回だったとします。この時間に有酸素運動を行ったとすると30分間連続して行ったのと同等の効果が得られます。
ところが、20分以上にこだわっていると、「5分・10分有酸素トレーニングをやったところで、ダイエット効果がない。」とあきらめてしまい、トレーニング時間は0分ということになってしまいます。
特に忙しい方にとっては、この行動の違いがダイエットの成果に大きく影響を与えてしまうのです。

まとめ

最近、急速にダイエットに関する研究が進んでおり、以前常識だと思われていた理論がくつがえされるというケースが増えてきています。
ちなみに、有酸素運動は20分以上行わないと効果がないという説は、最近の2010年に覆されました。
このように、理論自体が覆されることもありますが、理論が間違った形で拡散してしまっていることもあるということには注意を要すると思います。一番確実なのは専門家の書いた記事や書籍などをきちんと読み込むことではないかと感じました。

  • おすすめエステ体験ランキングを見る
  • 痩身エステ体験レポートを見る